リアルタイムスキャンは、パソコン上でのファイル操作をリアルタイムでスキャンし、マルウェアの感染から保護する機能です。
環境設定画面から、機能の使用有無や動作方法を設定できます。
HOME画面やタスクバー内から環境設定画面を表示します。
環境設定画面からスキャン設定メニュー → リアルタイムスキャンタブを選択します。
リアルタイムスキャンを使用するを有効にすると、ファイル操作がリアルタイムでスキャンされます。他の設定も可能になります。
リアルタイムスキャンの無効化後、自動的に有効にする:リアルタイムスキャンを無効にしても、自動的に有効に戻す条件を設定します。有効にしない/10分後/30分後/60分後/PC再起動時から選択できます。初期値は60分後です。
注意
リアルタイムスキャンを無効にすると、パソコンがマルウェアに感染する危険性が高まります。短時間で有効に戻す設定を推奨します。
ビヘイビア検知機能を使用する:ファイルの実行時、疑わしい動作のセット(ビヘイビア)情報に基づいて、ウイルスを検知します。これにより、未知の亜種などにも対処が可能になります。
レピュテーション実行遮断機能を使用する:クラウドサーバー上の危険性測定(レピュテーション)情報に基づいて、点数が低いプログラムの実行を遮断します。レピュテーションの点数は、最初の発見日、ユーザー数、疑わしい動作数などの情報から総合的に算出されます。
参考
デジタル証明書が確認されたファイルは、レピュテーション対象から除外されます。
遮断レベル:レピュテーションに基づく実行遮断のレベルを設定します。レベルは低/中(推奨)/高から選択できます。
低:最初の発見から10日以内、ユーザー数100人以下、疑わしい行為3件以上のファイルを実行遮断します。
中(推奨):最初の発見から20日以内、ユーザー数500人以下、疑わしい行為1件以上のファイルを実行遮断します。
高:最初の発見から30日以内、ユーザー数800人以下、疑わしい行為0件以上のファイルを実行遮断します。
参考
ビヘイビア検知とレピュテーション実行遮断は、リアルタイムスキャンが有効な場合のみ動作します。
プロセスメモリ検知機能を使用する:システム内に新規に生成されたプロセスメモリ領域をリアルタイムでスキャンします。
事前スキャンを使用する:事前スキャンの使用有無を選択します。有効にすると、リアルタイムスキャンの動作前にパソコンの主要領域をスキャンします。
設定:設定ウィンドウから、事前スキャン対象を設定します。
設定:設定ウィンドウから、リアルタイムスキャンの性能レベルおよびスキャン対象を設定します。
設定:設定ウィンドウから、感染したファイルの駆除の有無およびバックアップセンターへの保存の有無を設定します。