サート・ネチズンとは、ウイルスなどの不正活動からパソコンを守るツールです。
Webサイトの利用中、このサート・ネチズンが動作することで、サイトが提供する各種サービスを安心してご利用いただくことができます。
サービス提供事業者のサイトにアクセスしている間、自動的にセキュリティ機能が動作することで、サイト利用中の危険性からパソコンを保護します。
パソコンの起動とともに常駐し、その間も一部セキュリティ機能でパソコンを保護します。
パソコンのシステム内部から接続先のネットワーク、個人情報にまで及ぶ対象を、多重のセキュリティ機能で保護します。
注意
サート・ネチズンは、他社セキュリティ製品との併用も可能です。併用にあたっては、次の点をご確認ください。
①インストール時:他社製品の機能による動作制限で、正常にインストールできない場合があります。該当製品の機能設定をご確認ください。
②起動後:他社製品の機能と競合して、動作に支障をきたす場合があります。他社製品やサート・ネチズンの機能設定を変更して、競合の解消をご確認ください。
他社製品については、該当製品の提供元やネットワーク管理者にお問い合わせください。サート・ネチズンの機能設定については、本体画面とメニューの操作説明をご参照ください。
主にパソコンのシステム内部を対象に、ウイルスの不正活動からパソコンを保護する機能です。
プロセス監視:システムのアクセス先や動作中のプログラム(プロセス)をリアルタイムで監視し、ウイルスを検知・駆除します。
不正実行遮断:悪性サイトによる、ブラウザの脆弱性を利用したウイルスの実行を、事前に検知・遮断します。
HOSTS ファイル監視:HOSTSファイルの改ざんを監視し、ファーミング攻撃(悪性サイトへの転送)の危険性を検知します。
システムスキャナー:パソコンのシステムやメモリをスキャンして、ウイルスを検知・駆除します。
アンチルートキット:カーネル空間へのアクセスを通して、メモリ情報を乗っ取ることやサート・ネチズンを無力化する行為を防ぎます。
自己防御:ウイルスの攻撃からサート・ネチズン自身を防御し、機能の無力化を阻止します。
主にパソコンが接続するネットワークを対象に、不正な通信からパソコンを保護する機能です。
ファイアウォール:プログラムごとにインターネット接続を制御し、不正な接続や情報漏えいなどの危険性からパソコンを保護します。
侵入遮断:ネットワークの通信状況を監視して、ワームやスパイウェアなどの侵入を検知し、パソコンへの感染を阻止します。
DNSチェッカー:アクセス先の情報をチェックすることで、サービス提供事業者のサイトへの偽装行為や、ファーミング攻撃(悪性サイトへの転送)の危険性を検知します。
注意
DNSチェッカーはオプション機能です。サービス提供事業者により、機能の有無が異なります。
主にサイト利用時の情報入力を対象に、詐欺行為や情報漏えいの危険性からパソコンを保護する機能です。
アンチフィッシング:ブラウザがアクセスするURLを監視し、フィッシングサイトへのアクセスを検知します。
アンチキーロガー:サービス提供事業者のサイト利用中、キーボードからの入力内容を保護することで、キーロガーによる情報漏洩を阻止します。
ブラウザ保護:ウイルスによるブラウザへのハッキング行為を検知することで、MITB攻撃(ブラウザの乗っ取り)などの危険性からパソコンを保護します。
OTP:サート・ネチズンを通じてワンタイムパスワード(OTP)を生成し、対応サイトへのログイン毎に、異なるパスワードの入力を可能とします。
注意
OTPはオプション機能です。サービス提供事業者により、機能の有無が異なります。