ファイアウォールは、基本的な動作ポリシー(プロファイル)や動作ルール(規則)に応じて、ネットワーク接続を制御します。
環境設定画面のファイアウォールの設定からプログラムを指定して、適用する規則(プログラム規則)を設定できます。
参考
正常なプログラムはアップデートなどでネットワークに接続するのに対して、悪意あるプログラムは個人情報の漏えいなどを目的に接続するため、注意が必要です。
プログラム規則の設定で、正常なプログラムは接続を許可/悪意あるプログラムは遮断することで、危険性の発生を予防できます。
HOME画面やタスクバー内から環境設定画面を表示します。
環境設定画面からファイアウォールメニューを選択します。
ファイアウォールを使用するを有効にして、プログラム規則を設定します。設定した規則はリストに表示され、プログラムの開発元別にグループ化されます。
追加:規則を追加します。<プログラム規則追加>のウィンドウから設定します。
修正:規則を修正します。リストの項目 → 修正ボタンを選択して、ウィンドウから修正します。
削除:規則を削除します。リストの項目 → 削除ボタンを選択します。
規則名:設定した規則が適用されるプログラムの名前です。
インターネット接続:設定した規則の接続制御です。許可/遮断で区分されます。
使用/未使用:設定した規則の使用可否です。
説明:設定した規則の説明です。
ファイアウォールの設定からプログラム規則の追加ボタンを選択すると、<プログラム規則追加>のウィンドウが表示されます。
ウィンドウから、プログラムに適用する規則を設定します。設定では、規則を適用するプログラム、ネットワーク接続の制御内容(タスク/ネットワーク規則)、表示内容(タイプ)の順に入力します。
参照:規則を適用するプログラムを指定します。ウィンドウからプログラムを選択すると、自動的にプログラムの位置とファイル名が入力され、次の設定にも反映されます。
開発元:選択したプログラムの開発元情報です。
デジタル証明書:選択したプログラムファイルのデジタル署名の有効性です。
ファイル説明:選択したプログラムファイルの説明です。
ファイル固有情報:選択したプログラムファイルの固有情報(ハッシュ値)です。
インターネット接続:規則による接続制御を設定します。
許可:接続を許可します。
遮断:接続を遮断します。
ユーザー指定:接続発生時、設定したネットワーク規則によって処理します。選択すると、ウィンドウ左側のリストにネットワーク規則設定が追加されます。
規則名:規則の名前を入力します(63文字以内)。重複した規則名は設定できません。
説明:規則の説明を入力します(127文字以内)。
ログを記録する:規則が適用された場合、動作履歴(ログ)に記録します。
タスク設定でユーザー指定を選択した場合、プログラムに対して、データ送受信内容を指定した規則(ネットワーク規則)を設定できます。設定した規則はリストに表示されます。
追加:ネットワーク規則を追加します。<ネットワーク規則追加>のウィンドウから設定します。
修正:ネットワーク規則を修正します。リストの項目 → 修正ボタンを選択して、ウィンドウから修正します。
削除:ネットワーク規則を削除します。リストの項目 → 削除ボタンを選択します。
規則名:設定した規則の名前です。
インターネット接続:設定した規則の接続制御です。許可/遮断で区分されます。
優先順位変更:規則はリストの順位に応じて適用されます。順位を変更するには、リストの項目 → 上へ/下へボタンを選択します。
規則を適用しない接続の場合:規則適用外のネットワーク接続に対して、標準の処理方法を選択します。
許可:接続を許可します。
遮断:接続を遮断します。
参考
ネットワーク規則設定の詳細は、ネットワーク規則の追加/修正をご参照ください。
ファイアウォールの設定から、プログラム規則のリストの項目 → 追加ボタンを選択すると、<プログラム規則修正>のウィンドウが表示されます。
ウィンドウから、プログラム規則の設定を修正します。ウィンドウのタブを選択すると、各設定が表示されます。
プログラム規則機能を使用する:規則を有効にします。
参考
プログラム規則設定の詳細は、プログラム規則追加をご参照ください。