ポート遮断は TCP/UDP プロトコルを利用したネットワーク通信で、ユーザーが接続を許可/遮断するポートを設定して使うことができる機能です。 ポート遮断規則を設定した後、規則を適用しない除外ポートを設定すれば、ポート遮断規則の範囲に含まれても除外規則に含まれたポートに対しては規則を適用しないこともできます。 本機能を使用すると、悪意ある目的で試みるネットワーク接続を遮断して、システムを保護します。
サート・パーソナルを起動し、画面右上の環境設定アイコンを選択します。
環境設定画面のネットワーク保護 → 不正侵入遮断ページに移動します。
ネットワーク侵入遮断機能を使用するをオンにします。
ポート遮断機能を使用するをオンにします。
すべて遮断する:除外ポートを除いたすべてのポートを遮断します。
注意
すべてのポートを遮断すると、ネットワークを使用できません。ウイルスが急速に拡散するような急を要する場合を除き、通常の状況では使用に十分注意して下さい。
ユーザー指定ポートのみ遮断する:ユーザーが入力したポートのみネットワーク接続を遮断します。 ユーザー指定ポートを設定するには、遮断ポート設定を選択します。
ユーザー指定ポートのみ許可する:ユーザーが入力したポートのみネットワーク接続を許可して、残りポートはネットワーク接続を遮断します。 ユーザー指定ポートを設定するにjは、許可ポート設定を選択します。
遮断ポート除外機能を使用する:遮断ポート除外は、サート・パーソナルが正常に作動するために常に許可されるポートです。遮断ポートにユーザーが登録したとしても、接続が許可されます。除外ポートには、アンラボ製品のアップデートなどで使用されるポートが登録されています。 除外ポート設定を選択すると除外機能の使用可否を修正できます。
参考
除外ポートリストはアップデートによって管理され、ユーザーが追加/削除できません。ただし除外ポートの使用可否はユーザーが選択することができます。
ユーザーが指定したポートのみ遮断したり、接続許可を設定することができます。
追加:追加ボタンを選択し、遮断するポートをリストに追加します。
修正:リストから修正したい項目を選択し、修正ボタンを選択してポート内容を修正します。
削除:リストに追加した項目を削除します。
ポート番号:ユーザーが設定したポート番号を表示します。
プロトコル:ユーザーが設定したプロトコルを表示します。
接続権限:ユーザーが設定した該当ポートのネットワーク接続権限を表示します。
ポートタイプ:ユーザーの設定したポートタイプを表示します。
プロトコル:ポート遮断規則を適用するプロトコルを選択します。
TCP:Transmission Control Protocol の略字で、他のパソコンと接続するために送信するネットワーク通信規則です。
UDP:User Datagram Protocol 略字で、他のパソコンと制限されたサービスのみ提供するネットワーク通信規則です。
ポートタイプ:ポートタイプは、ローカルポートとリモートポートから選択します。
ローカルポート:使用中のユーザーパソコンのポートです。
リモートポート:使用中のユーザーパソコン以外のパソコンのポートです。 リモートポートには主に悪意あるプログラムが使用するポート番号を設定してください。
入力方法:ポートの入力方法を設定します。シングルポートとポート範囲から選択します。
シングルポート:ポートを一つのみ指定する場合に選択します。シングルポートを選択すると直接ポート番号を入力します。
ポート範囲:指定した範囲内のポートに規則を適用する場合に選択します。 ポート範囲を選択すると出発地ポートと目的地ポートを入力します。
接続権限:選択したポートのネットワーク接続権限を設定します。
すべての入口/出口:設定したプロトコルとポートにおいてネットワーク接続をすべて遮断/許可します。
入口のみ:選択したプロトコルとポートにおいてユーザーパソコンに接続を遮断/許可します。
出口のみ:選択したプロトコルとポートにおいてユーザーパソコンがネットワークに接続することを遮断/許可します。
遮断除外ポートの場合、ユーザー側からは使用可否のみ選択することができます。
修正:除外ポートリストで修正する項目を選択して修正ボタンを選択します。
参考
除外ポートリストで項目を選択し、マウス右クリックで使用可否を修正することもできます。
ポート番号:除外ポート番号を表示します。
使用可否:該当項目の使用可否を表示します。
プロトコル:プロトコルを表示します。
接続権限:ネットワーク接続権限を表示します。
ポートタイプ:リモートポート、ローカルポートから表示します。
除外ポートリストにある項目の除外機能の使用可否を修正します。
使用する:チェックすると該当項目を遮断除外ポートとして使用します。
ポート番号:ポート番号を表示します。
プロトコル:プロトコルを表示します。
接近権限:ネットワーク接続権限を表示します。
ポートタイプ:リモートポート、ローカルポートから表示します。