各種スキャンで検知したファイルや、クラウドサーバーに自動送信したファイルなどの分析結果が表示されます。各ファイルの基本的な情報や、危険性測定(レピュテーション)情報を確認できます。
参考
インターネットに正常に接続できない環境では、レポートの情報が表示されない場合があります。
次の各種機能から確認できます。レポートはブラウザに表示されます。
感染ファイルの検知時に確認する:スキャン進行画面のリストからファイル分析レポートを選択するか、リストから項目を右クリック → メニューからファイル分析レポートを選択します。
検知ログから確認する:ホーム画面からツールタブ → ログメニュー → 検知ログタブを選択します。検知ログのリストから項目を右クリック → メニューからファイル分析レポートを選択します。
バックアップセンターから確認する:ホーム画面からツールタブ → バックアップセンターメニューを選択します。バックアップセンターのリストから項目を右クリック → メニューからファイル分析レポートを選択します。
クラウド自動分析から確認する:ホーム画面からActive Defenseタブ →クラウド自動分析タブを選択します。クラウド自動分析のリストから項目を右クリック → メニューからファイル分析レポートを選択します。
ネットワーク接続状態から確認する:ホーム画面からネットワーク保護タブ →ネットワーク接続状態タブを選択します。ネットワーク接続状態のリストから下線付きのプロセス名を選択します。
エクスプローラーから確認する:環境設定画面から使用環境メニュー → ユーザー設定タブを選択して、エクスプローラーメニューの設定からファイル分析レポートを有効にします。有効にした状態で、Windowsのエクスプローラーからファイルを右クリック
→ メニューからファイル分析レポートを選択します。
サマリー:ファイルの基本情報です。最初報告日時、疑わしい動作数、デジタル署名、開発元、最初実行日、配布ルートが表示されます。
レピュテーション情報:クラウドサーバーに格納された該当ファイルの情報です。ダウンロードアドレス、最初報告日時、報告数、クラウドレピュテーション、発見国家、安全レベルが表示されます。安全レベルは、脅威/安全/疑わしい/不要なプログラム(PUP)で区分されます。
基本情報:パソコンで発見されたファイルの情報です。ファイル名、ファイルパス、ファイルサイズ、作成日時、更新日時、アクセス日時、最初作成日時、最初実行日時、MD5情報が表示されます。
バージョン情報:パソコンで発見されたファイルのバージョン情報です。ファイル説明、開発元、コメント、ファイルバージョン、内部名、著作権、Legal Trademarks、元ファイル名、製品名、製品バージョン、Private Build、Special Build、言語、Codepageが表示されます。
デジタル署名:パソコンで発見されたファイルのデジタル署名情報です。署名者、連帯署名者、タイムスタンプ、正常/危険の状態が表示されます。デジタル署名の状態は、証明書が正しい場合は正常な証明書、正しくない場合は危険な証明書で区分されます。
MS Catalog:WindowsのシステムファイルなどMicrosoftの認証が必要なファイルの場合、ファイルの認証可否から正常/危険の状態 が表示されます。正常な場合は認証、正常でない場合は未認証で区分されます。
疑わしい動作履歴:パソコンで発見されたファイルの疑わしい動作に関する、クラウドサーバーへの報告情報です。
Dropper情報:Dropper情報です。日時、ファイル名、開発元、クラウドレピュテーションが表示されます。
ダウンロードアドレス:パソコンで発見されたファイルのダウンロードアドレス情報です。サイトアドレス、ユーザー数、最初発見日時、クラウドレピュテーションが表示されます。
クラウド基本情報:パソコンで発見されたファイルのクラウド解析上の基本情報です。配布先、ユーザー数、発見国家、最初発見日時、クラウドレピュテーションが表示されます。
クラウド機能で発見された疑わしい情報:クラウド上での解析で発見された、ファイルの疑わしい動作に関する情報です。
主要動作:パソコンで発見されたファイルの動作情報です。日時、プロセス名、モジュール、動作、対象、追加対象が表示されます。
診断情報:パソコンで発見されたファイルの診断情報です。日時、診断名、ファイルパスが表示されます。